ミス・マープルだってイギリス式編み方よ
まずはお知らせ。
前回お知らせしていましたCraSyTrioは、結局使用しておりません。
使用感は悪くなかったのですが、この靴下が編み始めから模様編みが続いており、なかなか上手くいかなかったので、使い慣れたソックワンダー(ソックスワンダー)を使用することにしました。
現在のところ、CraSyTrioを使用する必要性は全くなく…。あれ?いらないんじゃね?と思ってしまう次第です。わはは。
CraSyTrioについては、とりあえず普通の靴下を一度編んでみたいと思っております。また後日。
今、履き口から編んでます。
フェリシモ 花園をお散歩する気分 棒針編みのガーリー靴下の会。イブニングローズガーデン。
ええ??かかと、後でとじ合わせるんだと!?
かかとを作りながら編み上げてゆくのが、靴下編みの醍醐味ではないのか?? テンション下がっております。
これって、履き口から編む場合のデフォルトなのかね?つまんないわよ。チッ。
ところで、
フェリシモさん、この書き方どうなのよ。
「フランス式が苦手な方向きのアメリカ式」
アメリカ式はアウェーかのような書き方じゃねーか!名探偵のミス・マープルはアメリカ式だったじぇ(イギリス式か)。せめて、【編み目が一定になりやすい「アメリカ式持ち方」】とか書いてくれよ、私はアメリカ式。
ここで、編む編むミス・マープルのご紹介。
ミス・マープル「復讐の女神」
ミス・マープルは右手に編み針を鉛筆みたいに持って、ものすごく早くクルッと糸を回します。撮影しても画像がブレてしまうくらい。
このジョーン・ヒクソンという女優さんですが、手の動きが普段から編みまくってるように編み慣れていて素晴らしい。簡単なセリフだとグシグシ編んでます。込み入ったセリフになると編み目を整えたりしてるので、観る回によってはあまり手が動いてない場合もあります。なので、人によっては編んでないやんってツッコミ入る場合もありますが、ちゃんと編める人と思います。
尚、画面左の方が気になるでしょうが、時代に取り残された名家のお嬢様です。娘時代の衣装を着ており、未だに過去に住んでるような物悲しさをサラッと描いてます。
おまけ
ミス・マープル「予告殺人」
この回だけのゲスト出演のこの方は、編み物が出来ないように見えます。話の中では少しボケてきた、あまり器用でなさそうな、人の良いだけの年とった女性という役柄。本当にできないのかもしれませんし、演技かもしれません。ただ針を持ってニギニギしてます。
まあ、台詞を言いながら、演技しながらだと、難しいわね。その点、やはりマープルさんスゲエ。
ミス・マープルは、ケーブル放送で再放送が重なってるため、よく流し見してます。そして、眠くなります。友人も眠くなるそうです。
あの時代の、男性のふるまいが素敵なんですよね。お年寄りや女性、客人に対しての振る舞いが本当にエレガント。
テレビ好きな友達は、そこから日本産サスペンスやら海外ドラマに流れて、熟女化しておりまして、私もそちらに流れるのかなと思っておりますが、今のところ興味がないようです。
ジョーン・ヒクソンも含めて、テレビシリーズでは三人の女優さんが演じてる役ですが、このヒクソン演じる初期シリーズが好きです。変な改変や余計なエピソード追加などされてなく、さらっと見られますし、時代の空気感がよく描かれてます。
新しくなればなるほど、空気感が変わってきますね。「時代ものが描けなくなってきたのは日本も外国も同じか」と、池波正太郎が書いてたかと思うけれど、私もそう思うわ。
ポワロさんは、初期のシーズンが好き。やはり優雅な振る舞いとファッションが好きです。こちらも眠くなります。
今回は雑談多くなりました。
次回は完成…かな?